私はこうして家を建てた

ハウスメーカー・工務店・設計事務所

長かったマイホーム探し

以前は2DKで10万円の家賃を払っていた。駅が近いわけでもなく、商店街があるわけでもなく、年間100万以上払っても何も得るものはない。そう思うともったいないなあと2年間住んで更新する時に考えた。そこから、長いマイホーム探しが始まったのだ。
探し方としては、無料で駅などに置いてある住宅雑誌、新聞と入ってくるチラシ、街中の不動産屋で表に出てる情報等を集めては見ていた。
購入したい地域はある程度絞っていたため、間取りや環境が気に入れば週末に見て歩くようになった。多いときは1日3件くらい見て回った。
仲介業者の車での移動だったが、すでに4歳になる子供を連れての見学は想像以上に大変だった。
最初は夢を持って物件を見ていてとても楽しい時間だったが、物件を見ても見ても気になることが出てきてしまい、悪くはないけど決定打がない。
次第に物件の悪いとこばかりが目に付く、そんな状況が1年ほど続いて、探すこと自体が負担になってきたのだ。

これではまた嫌々更新をむかえてしまう、という焦りが出てきて一度リセットし直すことにした。
客観的に今の住居の広さ、金額、利便性、将来設計を棚卸。
マイホームを買うことで何が変わるのか、これから予想されるであろう良い点悪い点。
絶対に譲ることのできない条件。これらを考え直してみて、やはり買った方が良いという結論に至り、再度情報を集めだしたのだ。
ここで最初と違う点は、焦ることは止めたことだ。今いちと思っているのに数千万も払うことはない。
とにかくベターではなくベストを探す。更新をむかえても、出会わなければ仕方がない。
やみくもに見て歩いた最初とは違い、情報を見た限りで住むことが想像できなければ見に行かなくなった。

そして、そう考え始めた頃に見事、運命の出会いを果たした。
まだ建築途中で基礎の段階での購入に踏み切った。
住宅関係の仕事をしていた父のすすめもあり、頭金の準備も出来ていた頃でタイミングも合った。
基礎の段階だったので、他の人は手を上げるか迷っている中で一番手だった。

最初にやみくもに見て歩いたこともここで活きてきていて、購入した物件の地区も見たことがあった。
スーパーがどこで、病院があるのかないのか、治安はどうか、等物件を見た時には環境がすぐに分かったのも大きかった。

結婚もそうかもしれないが、大きな決断は縁とタイミングがあるのかもしれない。
入居して5年たつが、とてもいい勉強になった。でも、疲れるから人生に一度でいいな。

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